奇奇(読み)キキ

デジタル大辞泉 「奇奇」の意味・読み・例文・類語

き‐き【奇奇】

[ト・タル][文][形動タリ]非常に珍しいさま。また、非常に不思議なさま。

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精選版 日本国語大辞典 「奇奇」の意味・読み・例文・類語

き‐き【奇奇】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 きわめて珍しいさま。非常に不思議なさま。
    1. [初出の実例]「大約耳に亦奇々(キキ)(〈注〉フシギ)なる者七つあり」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉五)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐送窮文〕

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普及版 字通 「奇奇」の読み・字形・画数・意味

【奇奇】きき

ふしぎ。奇々怪々。唐・韓〔窮を送る文〕其の窮と曰ふ。一能を專らにせず、怪怪奇奇、時に施すべからず。祗(た)だ以て自ら嬉(たの)しむ。

字通「奇」の項目を見る

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