奇技(読み)キギ

デジタル大辞泉 「奇技」の意味・読み・例文・類語

き‐ぎ【奇技】

珍しい技芸。また、それによって作った珍しい物。
万国の方物或は近世の―を陳列し」〈村田文夫・西洋聞見録〉

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精選版 日本国語大辞典 「奇技」の意味・読み・例文・類語

き‐ぎ【奇技】

  1. 〘 名詞 〙 奇妙なわざ。珍しい技芸。また、特別な技術でつくった珍しい品物。
    1. [初出の実例]「角乗〈略〉奇伎淫巧、時を追うて是れ極む」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)
    2. 「万国の方物或は近世の奇技を陳列し」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    3. [その他の文献]〔書経‐泰誓〕

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普及版 字通 「奇技」の読み・字形・画数・意味

【奇技】きぎ

ふしぎな手わざ。〔書、泰誓下〕郊修めず、宗享せず。奇技巧を作(な)して、以て人をばす。上順はず、(た)ちて時(こ)の喪をす。

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