奈土村(読み)などむら

日本歴史地名大系 「奈土村」の解説

奈土村
などむら

[現在地名]大栄町奈土

柴田しばた村の南西に位置する。中世大須賀おおすか保に属し、奈土郷とよばれた。年代は不明であるが、近世初期の検地帳(奈土区有文書)に奈土郷とみえる。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高一千一七石で、旗本斎藤・重田・神谷領の三給。同一二年の斎藤領の年貢請取状(金岡家文書)では米一千三二俵余を上納。延享二年(一七四五)の村林・芝地年貢は永二貫五〇〇文・銭三〇〇文(「村林并芝地年貢之覚」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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