奥城・奥津城・墓(読み)おくつき

精選版 日本国語大辞典 「奥城・奥津城・墓」の意味・読み・例文・類語

おく‐つ‐き【奥城・奥津城・墓】

〘名〙 (「つ」は「の」の意。「き」は構えて作ってある所の意。奥深い所にあって、外部からさえぎられた境域の意から) 墓所神道では神霊をまつってある所。神の宮居。おくつきどころ。おきつき。
万葉(8C後)一八・四〇九六「大伴遠つ神祖(かむおや)の於久都奇(オクツキ)はしるく標(しめ)立て人の知るべく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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