奥県守村
おくあがたもりむら
[現在地名]篠山市奥県守
口県守村の西に位置する。慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に春日江村に続いて「同奥村」とあるのは、村高七八石余からして当村と考えられる。正保郷帳に「奥県守村」とみえ、田高五九石余・畠高一九石余。「丹波志」では草上郷(村雲庄)のうちで、高一二二石余のうち二六石余は本庄村高のうちと記される。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では泉組で、家数二六・人数一一二。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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