奥赤花村(読み)おくあかばなむら

日本歴史地名大系 「奥赤花村」の解説

奥赤花村
おくあかばなむら

[現在地名]但東町奥赤

中赤花村の南に位置する。南は薬王寺やくおうじ峠を境に薬王寺村、東はおお谷を経て丹後国与謝よさたき(現京都府加悦町)の鹿熊に通じていた。近世領主変遷水石みずし村に同じ。寛文六年(一六六六)検地帳(奥赤花村文書)では高一七八石余。出石封内明細帳でも同高で、内訳は屋敷三石余・麻畑一石余・田方一六〇石余・畑方一三石余。小物成として山手米四斗余・茶代米五升余、刈畑役小豆二升余・粟一石二升余・蕎麦一斗余・稗一斗余、桑代の真綿八〇八匁ほかを納め、家数二五・人数一一九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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