奥野々村(読み)おくののむら

日本歴史地名大系 「奥野々村」の解説

奥野々村
おくののむら

[現在地名]南条町奥野々

日野川の支流奥野々川の上流に位置する山間村。東(奥野々川下流)奥野々別所おくののべつしよ村。村名は慶長三年(一五九八)九月の越前府中郡在々高目録にみえ、村高二七八・二七六石で先高二五二・〇三石・出分二六・二四六石であった。正保郷帳によれば田方一八六石余・畠方九一石余。福井藩領。当地の永元えいげん(真宗仏光寺派)は、もと横越よこごし証誠しようじよう(現鯖江市)末であったらしいが、明暦三年(一六五七)京都仏光ぶつこう寺末となり、寺号を得た。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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