女子ラグビー(読み)じょしらぐびー(英語表記)women's rugby

知恵蔵 「女子ラグビー」の解説

女子ラグビー

ラグビーは競技特性から男性のみが行うスポーツとみられがちだが、欧州南半球のラグビー強国では女性も盛んに行っており、1991年には12カ国が参加して第1回女子ラグビー・ワールドカップも開かれた。日本では88年に日本女子ラグビーフットボール連盟が結成された。日本女子ラグビーフットボール連盟は従来日本ラグビーフットボール協会の関連団体であったが、2002年4月から協会傘下の団体として正式加盟し、協会から資金等の支援を受けることになった。女子日本代表は今までに3度ワールドカップに出場し、通算で2勝をあげている。06年には第5回女子W杯がカナダで開催され、ニュージーランドが3連覇。日本はアジア予選で敗退した。

(中川昭 筑波大学(体育科学系)教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android