女敵(読み)メガタキ

デジタル大辞泉 「女敵」の意味・読み・例文・類語

め‐がたき【女敵/妻敵】

自分の妻を寝取った男。姦夫かんぷ間男

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精選版 日本国語大辞典 「女敵」の意味・読み・例文・類語

め‐がたき【女敵・妻敵】

  1. 〘 名詞 〙 自分の妻と密通した男。姦夫
    1. [初出の実例]「理観去六日夜於門前被殺害了。誰人所為とも不知。号妻敵云云」(出典:看聞御記‐応永三一年(1424)一二月八日)
    2. 「幽霊のあらはれ出る塚の陰 めかたきをうつ声たしかなる」(出典:俳諧・望一後千句(1652)七)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「女敵」の解説

女敵
(通称)
めがたき

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
丹州女敵
初演
正徳4.夏(大坂・嵐八重桐座)

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