女米木村
めめきむら
[現在地名]雄和町女米木
雄物川左岸、北に戸賀沢村、南に亀田領繋村がある。西は山地で、大平薬師(四二四メートル)・高尾山が連なる。天正一〇年(一五八二)の秋田愛季書状(秋田藩家蔵文書)に「目々木」の名があり、同一九年の出羽国秋田郡御蔵入目録写(秋田家文書)には高八八六石九升一合、のち支郷となった白川村も一三九石二斗と記される。慶長六年(一六〇一)の記録には「九百卅五石壱斗五合 米木村之内」とあり、平沢村とともに「川南通」に属していた(「秋田実季侍分限」秋田家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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