女衆（読み）おんなしゅう

精選版 日本国語大辞典

おんな‐しゅう をんな‥【女衆】

〘名〙 (「おんなしゅ」とも) ＝おなごしゅう（女子衆）

※俳諧・浅黄空（1822頃）「女衆に出しぬかれけりわかなつみ」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

おんな‐しゅう〔をんな‐〕【女衆】

１ 大勢の男女が集まった中の、女の人たち。おなごしゅう。おんなしゅ。⇔男衆。
２ 下女。女中。おなごしゅう。おんなしゅ。⇔男衆。

出典　小学館

世界大百科事典（旧版）内の女衆の言及

【作男】より

…ただ地方によっては，特定の家に出入りしてその家の農作業や雑事に従事し，なにかにつけてその家から物質的給付をうけるような，主従関係的な人物を作男という所もある。なお，住込みの奉公人を示す各地の言葉は，単に働き手の男子，女子であることを示すオトコシュウ(男衆)，ワカイモン(若い者)，ワカゼ(若勢)とかオナゴシュウ(女衆)などが一般的である。奉公人は耕作に従事するだけではないからである。…

※「女衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」