日本歴史地名大系 「奴可郡」の解説 奴可郡ぬかぐん 広島県:備後国奴可郡「日本後紀」延暦二四年(八〇五)一二月七日条に「備後国神石、奴可、三上、恵蘇、甲努、世羅、三谿、三次等八郡調糸」を鍬鉄に換えるとあるのが初見。「和名抄」東急本郡部に「奴加」と訓ずる。「芸藩通志」は「郡名文字倭名抄、拾芥抄等、皆奴可なり、中古或は、怒哥、奴哥に作る、皆仮字にて、原は額なるべし、郡内小奴可村、額部といふ地あり」とする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by