好気性生物(読み)こうきせいせいぶつ

精選版 日本国語大辞典 「好気性生物」の意味・読み・例文・類語

こうきせい‐せいぶつカウキセイ‥【好気性生物】

  1. 〘 名詞 〙 酸素存在の下で正常な生活を営む生物多く動植物がこれに属し、酸素呼吸を行なう。嫌気性生物に対していうが両者中間に属するものも多い。好気生物。有気性生物。

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栄養・生化学辞典 「好気性生物」の解説

好気性生物

 →好気生物

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の好気性生物の言及

【代謝】より

…われわれ人間の体内でも,心臓や肺のように酸素の供給が活発な器官と,筋肉のようにむしろ嫌気条件に近い部位とでは,代謝の方式も大きく変わってくる。従属栄養生物の中には,酸素を積極的に利用する好気性生物と,酸素があっては生育できない嫌気性生物がある。これらに加えて,好気・嫌気両方の環境で生育できる通性嫌気性生物facultative organismも存在している。…

※「好気性生物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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