デジタル大辞泉 「如くんば」の意味・読み・例文・類語 ごとくん‐ば【▽如くんば】 [連語]《比況の助動詞「ごとし」の連用形に係助詞「は」の付いた「ごとくは」の音変化》…のようであるならば。…ごとくならば。「中宮御悩の御こと、承り及ぶ―、ことさら成親卿が死霊など聞こえ候」〈平家・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「如くんば」の意味・読み・例文・類語 ごとくん‐ば【如ば】 〘 連語 〙 ( 「ごとくは」を強めたもの ) 遠まわしに仮定条件を表わす。…のようであるならば。ごとくならば。[初出の実例]「中宮御悩の御こと、承り及ぶごとくんは、殊更成親卿が死霊なんど聞え候」(出典:平家物語(13C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例