如意谷村(読み)によいだにむら

日本歴史地名大系 「如意谷村」の解説

如意谷村
によいだにむら

[現在地名]箕面市如意谷・如意谷一―四丁目・坊島ぼうしま一―三丁目・同五丁目

西坊島にしぼうしま村の北にあり、萱野かやの山の南斜面に広がる。集落は南部に点在する。豊島てしま郡に属し、萱野郷一一ヵ村の一。地名は「此所、如意輪有縁の地を以て、如意谷と称す」(摂陽群談)という。文永元年(一二六四)七月二日の法橋経朝注進状(勝尾寺文書)に「如意谷左衛門入道」と地名を負った人物がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android