百科事典マイペディア 「妊娠早期診断」の意味・わかりやすい解説 妊娠早期診断【にんしんそうきしんだん】 妊娠の早期判定は,疑徴および不確徴(妊娠徴候)により下し得るが,最も確実なのは胎盤から分泌され,尿中に排出される絨毛(じゅうもう)性性腺刺激ホルモンを証明する方法で,特に妊娠2〜3ヵ月ころ強く分泌されるので早期診断に有効。その方法には実験動物(マウス,ウサギ,カエルなど)に尿を注射してその結果から判定する生物学的診断法と,免疫反応を利用する免疫学的診断法とがある。また,超音波診断装置によって,胎嚢(たいのう)の存在や胎児心拍を証明することは確実な診断法となる。→関連項目妊娠検査薬 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by