ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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翻訳|villus
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…大腸の吸収能は小腸に比べると全般に低く,糖,アミノ酸,脂質はほとんど吸収されず,わずかの水・電解質がここで吸収され,残りのものから糞便塊が形成される。 小腸粘膜は,ひだ構造や絨毛(じゆうもう)villusとよばれる突起が存在するため,吸収表面積が非常に大きい。さらに,小腸管腔に面して1層に配列している上皮細胞(吸収細胞ともいう)の管腔に面した側には微絨毛microvillusとよばれる無数の微細突起構造があり,上皮細胞の表面の膜の総面積は吸収面が平たんな管として計算した面積の約600倍も大きくなっている。…
…大腸の吸収能は小腸に比べると全般に低く,糖,アミノ酸,脂質はほとんど吸収されず,わずかの水・電解質がここで吸収され,残りのものから糞便塊が形成される。 小腸粘膜は,ひだ構造や絨毛(じゆうもう)villusとよばれる突起が存在するため,吸収表面積が非常に大きい。さらに,小腸管腔に面して1層に配列している上皮細胞(吸収細胞ともいう)の管腔に面した側には微絨毛microvillusとよばれる無数の微細突起構造があり,上皮細胞の表面の膜の総面積は吸収面が平たんな管として計算した面積の約600倍も大きくなっている。…
…粘膜は,表層を1層の円柱上皮がおおい,その下に上皮を裏打ちする粘膜固有層,さらにその下に平滑筋からなる粘膜筋板がある。粘膜表面には絨毛(じゆうもう)という長さ約1mmの指状,舌状,葉状などの突起が密生し,このため粘膜表面はビロード状を呈する。絨毛は上皮,粘膜固有層からなり,絨毛の芯となる粘膜固有層の部分には毛細血管やリンパ管が入りこみ,吸収物質の運搬に働いている。…
…十二指腸腺をもつ真の十二指腸は哺乳類に限られ,空腸と回腸の境界が明りょうではない種類も多い。また小腸粘膜のひだや絨毛(じゆうもう)(鳥類と哺乳類)も表面積を広げ,吸収能力を高めている。小腸の内容物は大腸方向にのみ運ばれている。…
…母体面は突出した脱落膜で形成される胎盤中隔によって,15~20個の胎盤葉に分かれている。胎盤葉の内部には,絨毛(じゆうもう)が母体血の充満した絨毛間腔に一部は浮遊,一部は胎盤中隔に固定した状態で存在している。この固定した絨毛は胎盤が子宮壁から剝離するのを防止する役割をもっている。…
※「絨毛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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