妙音天(読み)ミョウオンテン

デジタル大辞泉 「妙音天」の意味・読み・例文・類語

みょうおん‐てん〔メウオン‐〕【妙音天】

弁才天べんざいてん異称

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精選版 日本国語大辞典 「妙音天」の意味・読み・例文・類語

みょうおん‐てんメウオン‥【妙音天】

  1. 仏語弁才天の異称。美しい音楽を奏するところからいう。妙音楽天。妙音天女。
    1. [初出の実例]「阿彌陀・釈迦・妙音天などを安置して、常に法花経を転読して、音楽を供する故に」(出典:古今著聞集(1254)七)
    2. [その他の文献]〔大日経‐四〕

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世界大百科事典(旧版)内の妙音天の言及

【弁才天】より

…サンスクリット名サラスバティーSarasvatīが仏教にとり入れられたもの。妙音天,美音天,大弁才天,大弁才天女などともいい,一般には弁天と略称されたり,〈べざいてん〉とも呼ばれる女神。サラスバティーの語は古代インド各地の聖河の名称であり,それら大河の偉大さを神格化した豊饒の神であったが,やがて言語,音楽,学芸の神となった。…

※「妙音天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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