日本大百科全書(ニッポニカ) 「妙香山脈」の意味・わかりやすい解説 妙香山脈みょうこうさんみゃく / ミョヒャンサンメェク 北朝鮮の北西地方を西南西に走る山脈。蓋馬(かいま)高原の西端をなす狼林(ろうりん)山脈の支脈である。主峰妙香山(1909メートル)をはじめ、兄弟峰(1229メートル)、加馬峰(1304メートル)がそびえている。これらの山地は断層による亀裂(きれつ)が多く、河川の侵食作用が進み、開析されて荘厳な渓谷美を呈している。地質は始生代花崗片麻(かこうへんま)岩類と朝鮮系石灰岩からなっている。妙香山麓(さんろく)の球場洞には蝀竜窟(とうりゅうくつ)、百嶺(ひゃくれい)大窟の大石灰岩洞窟がある。[魚 塘][参照項目] | 妙香山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の妙香山脈の言及 【妙香山】より …朝鮮半島の北部,妙香山脈中の主峰で,標高1909m。妙香山脈は狼林山脈の西側支脈で,平安南道と平安北道・慈江道の境をなす。… ※「妙香山脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by