最新 地学事典 「妙高火山」の解説
みょうこうかざん
妙高火山
Myoko volcano
新潟県南西部にある新第三系を基盤とする複式成層火山。気象庁の活火山名は妙高山。中央部に径約2.5kmの馬蹄形カルデラを有し,中央火口丘妙高山(2,454m)がある。中央部における基盤からの高さは1,200m,底面積と体積は,それぞれ200km2と50km3。常時活発な噴気活動が認められるが,噴火記録はない。形成史は,四つの活動期と三つの休止期に大別される。各活動期ごとに,マグマは玄武岩質→安山岩質→デイサイト質へと変化し,それぞれ標高2,500~3,000mの円錐形成層火山体を形成した。活動開始年代は約30万年前,最新のマグマ噴火は約5,000年前である。参考文献:早津賢二(1985) 妙高火山群,第一法規出版
執筆者:山崎 正男・早津 賢二・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

