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妙高山 みょうこうさん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

妙高山
みょうこうさん

新潟県南西部,富士火山帯の北端を占める妙高火山群の主峰で,活火山。標高 2454m。二重式火山(→複式火山)で,直径 3kmにも及ぶカルデラに囲まれ,その中央に溶岩円頂丘鐘状火山)の中央火口丘がある。輝石角閃石安山岩,輝石橄欖石安山岩などからなる。外輪山の東斜面は妙高高原で,スキー場。南側の笹ヶ峰は放牧に利用される。外輪山と中央火口丘の間の火口原には北地獄谷,南地獄谷などの噴気孔群や温泉が湧出し,裾野の温泉町の泉源をなしている。妙高戸隠連山国立公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

みょうこう‐ざん〔メウカウ‐〕【妙高山】

新潟県南西部にある火山。妙高連峰の主峰で、標高2454メートル。東麓池ノ平赤倉などの温泉がある。越後富士

みょうこう‐せん〔メウカウ‐〕【妙高山】

須弥山(しゅみせん)

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百科事典マイペディアの解説

妙高山【みょうこうざん】

新潟県南西部にある二重式火山。越後富士とも呼ばれる。標高2454mの活火山で,第三紀層を基盤とする安山岩からなる。円形カルデラ中に中央火口丘妙高山があり,東方に大田切川,白田切川の火口瀬がある。
→関連項目池ノ平[温泉]笹ヶ峰日本百名山火打山妙高高原[町]

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

みょうこうざん【妙高山】

新潟の日本酒。酒名は、越後富士とも呼ばれる地元の秀峰・妙高山にちなみ命名。純米大吟醸酒、大吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒がある。全国新酒鑑評会で受賞実績多数。原料米は山田錦、越淡麗、雪の精など。仕込み水は妙高山系の伏流水。蔵元の「妙高酒造」は文化12年(1815)創業。所在地は上越市南本町。

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デジタル大辞泉プラスの解説

妙高山

新潟県、妙高酒造株式会社の製造する日本酒。平成23酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

みょうこうさん【妙高山】

新潟県南西部に位置する二重式火山。中頸城(なかくびき)郡妙高村,妙高高原町にまたがる。直径約3kmの円形カルデラの中央火口丘が狭義の妙高山(2446m)で最高峰をなし,これを前山,赤倉山,三田原山,大倉山など標高1900~2300mの外輪山が囲む。外輪山の北東から南東にかけての山麓には妙高高原の名で知られる広大な緩斜面が発達するが,カルデラ壁は絶壁をなす。山頂には不完全ながら爆裂火口跡が残るが,噴火の記録はない。

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大辞林 第三版の解説

みょうこうさん【妙高山】

新潟県南西部にある成層火山。海抜2454メートル。中央に直径約3キロメートルのカルデラがあり、その中央火口丘(妙高山)を神奈山・大倉山・赤倉山などの外輪山が囲む。東麓に妙高高原がひろがり、多くの温泉とスキー場がある。

みょうこうせん【妙高山】

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日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕妙高山(みょうこうさん)


新潟県南西部、長野県境近くに噴出した複式成層火山。標高2454m。妙高火山群の主峰で、赤倉(あかくら)山・大倉(おおくら)山・神奈(かんな)山など馬蹄(ばてい)形に並んだ外輪山の中央に溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)の本峰がそびえる。上信越(じょうしんえつ)高原国立公園に含まれる。深田久弥(ふかだきゅうや)「日本百名山」の一つ。越後(えちご)富士とも。東麓(とうろく)の妙高高原は著名な山岳リゾート。関(せき)温泉・燕(つばめ)温泉・赤倉(あかくら)温泉・池の平(いけのたいら)温泉など数多くの温泉に恵まれ、スキー場ほかのレジャー施設が充実。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

妙高山
みょうこうさん

新潟県南西部、長野県境にある妙高火山群の主峰。標高2454メートルで妙高戸隠連山国立公園に属する。富士火山帯の北端にあたる二重式火山で、山体は輝石安山岩質溶岩からなり、円頂の中央火口丘を妙高山という。古い溶岩流から構成されるカルデラの神名(かんな)山、前山(まえやま)、赤倉山、廓岳(くるわだけ)は2000メートル級の外輪山。中央火口丘との間には狭い火口原があり、南地獄谷(みなみじごくだに)、北地獄谷などとよばれる噴気孔の活動する豊富な温泉源があり、裾野(すその)の温泉郷にはここから引き湯されている。火口原の水は東側の外輪山を破って大田切(おおたぎり)川、白田切(しろたぎり)川などの火口瀬をなし、下流は典型的な田切地形で深い峡谷をなして関(せき)川に流れ込んでいる。1978年(昭和53)には白田切川上流の外輪壁が雪解け水で崩れて大土石流となり、新赤倉温泉街や別荘が倒壊し、13人の死者を出す大被害を与え、田切地形を埋積した。登山口は燕(つばめ)温泉が表口で、カルデラを越えて火打(ひうち)、焼山(やけやま)への縦走コースもある。[山崎久雄]

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世界大百科事典内の妙高山の言及

【弥山】より

…なかでも厳島の弥山は,今日では厳島神社の信仰に圧倒されてその影が薄くなっているが,本来は神の島とされた厳島の中心的な存在であった。また新潟県と長野県の境にある妙高山(みようこうさん)も,古くは名香山と呼ばれていたものが,須弥山の影響によって妙高山と呼ばれるようになったという。山岳を世界の中心とする考え方はキリスト教のゴルゴタの丘,イスラムのカーフ山などにもうかがうことができる。…

【須弥山】より

…単にメールMeruとも呼ばれる。〈妙高山〉と意訳される。仏教的宇宙観によると,虚空(こくう)に風輪(ふうりん)という風(空気)の巨大な円筒が浮かんでいる。…

※「妙高山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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