妬がる(読み)ネタガル

デジタル大辞泉 「妬がる」の意味・読み・例文・類語

ねた‐が・る【妬がる】

[動ラ四]ねたましく思う。悔しがる。うらめしく思う。
「かくいかうたけき身に生まれて、なんぢを―・りて」〈宇治拾遺・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「妬がる」の意味・読み・例文・類語

ねた‐が・る【妬がる】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 形容詞「ねたし」の語幹接尾語「がる」の付いたもの ) ねたましく思う気持言動に表わす。うらやましく憎いと思っている様子をする。くやしがる。
    1. [初出の実例]「いといたくねたがり給て」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android