妹袖(読み)いもがそで

精選版 日本国語大辞典 「妹袖」の意味・読み・例文・類語

いも‐が‐そで【妹袖】

  1. 妻の袖を枕にして寝る意で、「まく」と同音地名「巻来(まきき)の山」にかかる。なお、巻来山は、大和纏向(まきむく)山の誤りかともいう。
    1. [初出の実例]「妹之袖(いもがそで)巻来(まきき)の山の朝露ににほふもみちの散らまく惜しも」(出典万葉集(8C後)一〇・二一八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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