纏向(読み)まきむく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「纏向」の意味・わかりやすい解説

纏向
まきむく

巻向とも書く。奈良県中央部、桜井市の巻向山(567メートル)の山麓(さんろく)、南西流する巻向川(穴師(あなし)川)流域の農村地帯。旧纏向村。垂仁(すいにん)天皇の纏向珠城宮(まきむくのたまきのみや)や景行(けいこう)天皇の纏向日代宮(まきむくのひしろのみや)が置かれた所と伝えられる。三輪(みわ)そうめんの主産地の一つで、穴師ミカンの産地。巻向山、巻向川は『万葉集』に多く詠まれている。

[菊地一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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