姫貝(読み)ヒメガイ

デジタル大辞泉 「姫貝」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐がい〔‐がひ〕【姫貝】

イガイ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「姫貝」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐がい‥がひ【姫貝】

  1. 〘 名詞 〙 貝「いがい(貽貝)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「ちらと見染しひめ貝に、一筆かきておくりたいらぎ口明て」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)二)

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世界大百科事典(旧版)内の姫貝の言及

【バカガイ(馬鹿貝)】より

…貝柱はとくに美味とされ,江戸のしり取り歌にも〈…うしろ向き,むきみはまぐり,馬鹿はしら,柱は二階…〉といわれている。乾製品のうちで,そのまま干したのを桜貝,足を細く引きのばしたのを姫貝という。サハリンから九州,朝鮮半島,中国沿岸まで広く分布し,内湾の潮間帯より水深20mの細砂底にすむ。…

※「姫貝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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