…サハーは,本来大地を意味するが,釈尊がこの大地の上に生まれたことから〈釈尊の世界〉〈この世〉の意味になったと考えられる。それゆえ,娑婆は正しくは娑婆世界Sahā‐lokadhātuである。一方,これとは別に,堪忍(たんにん),能忍とも,雑会(ぞうえ)とも訳されている。…
※「娑婆世界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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