普及版 字通 「娥」の読み・字形・画数・意味
娥
10画
(異体字)
10画
[字訓] うつくしい
[説文解字]
[甲骨文]
[字形] 形声
声符は我(が)。〔説文〕十二下に「堯の女、の妻娥皇の字(あざな)なり」とし、また「秦・晉にて、好きものを謂ひて、娥と曰ふ」とあり、〔広雅、釈訓〕に「娥娥は容なり」と形況の語とする。卜文に(が)の字がみえ、神名。のち月神を常娥という。
[訓義]
1. うつくしい、美人。
2. 女の字(あざな)。
3. 月。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕娥 ヨシ・ウルハシ・セハシ
[熟語]
娥英▶・娥影▶・娥娥▶・娥輝▶・娥月▶・娥▶・娥妝▶・娥翠▶・娥眉▶・娥緑▶・娥輪▶
[下接語]
雲娥・英娥・影娥・羲娥・宮娥・月娥・娥・舜娥・湘娥・常娥・神娥・翠娥・青娥・仙娥・素娥・楚娥・嬪娥・奔娥・両娥・麗娥
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報