婚姻統計(読み)こんいんとうけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「婚姻統計」の意味・わかりやすい解説

婚姻統計
こんいんとうけい

婚姻の数,増減,その年齢別,地域別構成など,婚姻に関する動態的 (統計集団の時系列的変動) ,また静態的 (一定時点の統計集団の構造) な特性を示す統計の総称。日本の婚姻統計は,人口動態統計国勢調査に収録されている。婚姻統計は法律上届け出されたものを対象としているので,事実上の婚姻数と一致しない。なお,婚姻件数と人口との比を一般婚姻率といい,このうち既婚者と幼少年者を除いた婚姻可能の未婚人口との比を特別婚姻率という。理論的婚姻率としてはもっぱら後者が用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android