嫌色素性腺腫(読み)けんしきそせいせんしゅ(その他表記)chromophobe adenoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嫌色素性腺腫」の意味・わかりやすい解説

嫌色素性腺腫
けんしきそせいせんしゅ
chromophobe adenoma

下垂体から発生する腺腫のうち最も多いもので,約 80%を占める。腺腫細胞の細胞質が染色されないことからこの名がある。成人に多い腺腫で,最初症状は下垂体機能不全,次いで視力視野の障害が現れる。この腺腫自体が種々のホルモンを分泌することが多く,それぞれのホルモンの過剰症状を呈することがある。診断は頭部X線撮影,脳シンチスキャン,CTスキャン,脳血管撮影,気脳写などで行う。治療は,腫瘍が小さければ全部,大きければ一部摘出したのち,放射線療法を行う。

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