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細胞質 さいぼうしつ cytoplasm

翻訳|cytoplasm

6件 の用語解説(細胞質の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

細胞質
さいぼうしつ
cytoplasm

原形質のうち核質以外の部分の総称。細胞質は色素体,ミトコンドリアゴルジ体,小胞体などから成り立っているが,狭義では,これらの細胞小器官を支えている連続した基質,すなわち細胞質ゾル cytosolをさすこともある。

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デジタル大辞泉の解説

さいぼう‐しつ〔サイバウ‐〕【細胞質】

細胞で、を除いた部分。細胞小器官顆粒が存在する。

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百科事典マイペディアの解説

細胞質【さいぼうしつ】

細胞の原形質のうち,核を除いた部分。ミトコンドリアゴルジ体色素体中心体などが基質に埋まっている。細胞質の外側は細胞膜になり,基質は半透明のコロイド状態で,粘性,弾性をもつ。
→関連項目細胞細胞質遺伝

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栄養・生化学辞典の解説

細胞質

 細胞を構成する原形質のうち核を除いた部分.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

さいぼうしつ【細胞質】

細胞を構成する原形質のうち、核を除いた部分。 → 核質

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

細胞質
さいぼうしつ

細胞体を構成する原形質のうち核質以外の部分をいう。細胞質の最外層は細胞膜(形質膜)に分化している。細胞の自由表面からは微絨毛(びじゅうもう)とよばれる細長い細胞質の突起を出すことがある。細胞質内にみられる一般的構造としては、粗面小胞体、滑面小胞体、リボゾーム、ゴルジ装置、ミトコンドリア、リソゾーム(水解小体)、中心子、被覆小胞などがある。これらは細胞の代謝に必要な細胞内小器官である。分泌顆粒(かりゅう)、グリコーゲン顆粒および脂肪滴などは封入体とよばれ、細胞の代謝産物または細胞産生物の集積物である。ある種の細胞ではミクロボディ(ペルオキシゾーム、過酸化酵素小体)、有窓層板などを含み、繊毛や鞭毛(べんもう)を備えることもある。細胞基質中には、水、タンパク質、糖質などのほかに、微小管や細糸が存在し、支持的機能または細胞骨格の役目を果たしている。また、代謝に関係する酵素や、タンパク質合成に役割を演ずるRNA(リボ核酸)なども含まれている。細胞の化学的成分のうち、もっとも多いのが水分で全体の85%を占める。その多くは自由水であり、結合水は全水量の4.5%にすぎない。結合水はおもにタンパク質と結合しており、自由水は溶媒、拡散の媒体、物質の排出、熱の吸収・発散などに役だっている。無機物質には、タンパク質、炭水化物、脂質などと結合した形と、塩類の形とがある。解離した塩類は、浸透圧の調節、酸および塩基平衡を保つのに有用である。[小林靖夫]

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世界大百科事典内の細胞質の言及

【原形質】より

…生命に必要な代謝機能を営む,細胞のいわゆる生きた部分で,細胞質cytoplasmと核質nucleoplasmからなる。原形質は,細胞膜によって細胞外環境から隔離されるとはいえ,能動輸送によってエネルギー物質の取込み,代謝物質の排出を行い,恒常性を保ちながら,活発な生命活動を営んでいる。…

【細胞】より

… 真核細胞は,生物種や細胞種によっても異なるが,通常原核細胞に比べて体積で3桁以上は大きく,ヒトの細胞の体積は200~1万5000μm3の範囲にある。そもそも真核細胞の特徴は,原形質が二重の核膜によって囲まれる核質とその外側にある細胞質とに区分されていることである。核は,原核細胞に比べて100~1000倍も大きなゲノムDNAが結合する多数の染色体を保護し,遺伝情報の発現につごうのよい環境を形づくっている。…

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