普及版 字通 「嫣」の読み・字形・画数・意味
嫣
14画
[字訓] あでやか
[説文解字]
[字形] 形声
声符は焉(えん)。〔説文〕十二下に「長き皃なり」、〔玉〕に「長美の皃なり」とする。嫣然とは、あでやかに笑うさまをいう。
[訓義]
1. あでやか。
2. すらりとして美しい。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕嫣 ヨキカタチ
[語系]
嫣ian、宛・婉iuanは声義近く、同系の語。
[熟語]
嫣紅▶・嫣潤▶・嫣然▶・嫣嬋▶・嫣媚▶・嫣綿▶
[下接語]
嬋嫣
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報