嫣然(読み)エンゼン

デジタル大辞泉 「嫣然」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぜん【×嫣然/艶然】

[ト・タル][文][形動タリ]にっこりほほえむさま。美人が笑うさまについていう。
四分はじ六分のえみを含みて、―として灯光あかりうちに立つ姿を」〈蘆花不如帰
[類語]にっこりにこりにこやかにこにこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 項目

普及版 字通 「嫣然」の読み・字形・画数・意味

【嫣然】えんぜん

あでやかにほほえむさま。嫣嬋。楚・宋玉〔登徒子好色の賦〕嫣然として一笑すれば、陽を惑はし、下はす。

字通「嫣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android