普及版 字通 「嫺」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] カン
[字訓] みやびやか・ならう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(間)(かん)。〔説文十二下に「嫺なり」という。字はまたに作り、〔詩、衛風、淇奥〕に「瑟たりたり」、〔韓詩〕に「は美なり」とみえる。

[訓義]
1. みやびやか、しとやか、うつくし、しずか。
2. と通じ、ならう。

[古辞書の訓]
名義抄〕嫺 ウルハシ・ミヤビカナリ・シヅカナリ

[熟語]
嫺婉嫺雅嫺習・嫺淑・嫺熟嫺静嫺適嫺都嫺穆嫺妖嫺麗
[下接語]
雅嫺・姿嫺・妖嫺・雍嫺・麗嫺

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android