普及版 字通 「嬾」の読み・字形・画数・意味
嬾
19画
(異体字)懶
19画
[字訓] おこたる・なまける
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(頼)(らい)。
に嬾(らん)の声がある。〔説文〕十二下に「懈(おこた)るなり。怠るなり」とし、また「一に曰く、臥するなり」とあって、嬾惰(らんだ)をいう。字が女に従うことについて、徐
は「女性に怠多し」とする。古い用例がなく、おそらく六朝後期ごろから用いられた字であろう。[訓義]
1. おこたる、なまける。
2. 字はまた懶に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕嬾 オコタル・オロカナリ・モノグサシ・イトフ/懶 オコタル・ユルナリ 〔
立〕嬾 ヨロシ・モノグサシ・イトフ・ココロウシ・モノウシ・オロカ・オコタル[語系]
嬾・懶lanは
latと声が近い。〔孟子、告子上〕「富
には子弟に
多し」の
を、劉宝楠の〔正義〕に阮元の説を引いて「嬾多し」の意であるとしている。[熟語]
嬾煙▶・嬾架▶・嬾几▶・嬾困▶・嬾散▶・嬾残▶・嬾情▶・嬾拙▶・嬾惰▶・嬾怠▶・嬾読▶・嬾鈍▶・嬾版▶・嬾婦▶・嬾癖▶・嬾慢▶・嬾眠▶
[下接語]
臥嬾・好嬾・酷嬾・困嬾・坐嬾・春嬾・少嬾・真嬾・衰嬾・惰嬾・廃嬾・貧嬾・放嬾・幽嬾・老嬾
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

