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孔雀文 くじゃくもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

孔雀文
くじゃくもん

動物文様の一種。古代エジプト,イラン,インドの美術工芸品,建築の装飾に用いられ,中国では漢代の工芸品に用例がある。日本では奈良時代に大陸から将来した文様として葡萄文などとともに愛好され,正倉院に『孔雀文刺繍』『密陀絵孔雀文盆』『孔雀文貼銀鏡』などの作品がある。密教の伝来後は孔雀明王の信仰に伴い,悪を除く宝鳥として中尊寺金色堂須弥壇のような建築装飾文様,銅鏡,銅磬 (どうけい) の意匠として用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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