孤月(読み)コゲツ

デジタル大辞泉 「孤月」の意味・読み・例文・類語

こ‐げつ【孤月】

ものさびしく見える月。
「―東嶺を離れて鮮光万里を照らす」〈菊亭香水・世路日記〉

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精選版 日本国語大辞典 「孤月」の意味・読み・例文・類語

こ‐げつ【孤月】

  1. 〘 名詞 〙 一片の月。ものさびしく見える月。
    1. [初出の実例]「黄昏極嶂哀猿叫、明発渡頭孤月団」(出典:凌雲集(814)遠使辺城〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐月円詩〕

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