孤猿(読み)こえん

精選版 日本国語大辞典 「孤猿」の意味・読み・例文・類語

こ‐えん‥ヱン【孤猿】

  1. 〘 名詞 〙 ただ一匹で、仲間や連れのない猿(さる)。孤独な境遇のたとえとしても用いられる。
    1. [初出の実例]「寒雁晴空断。孤猿暁峡鳴」(出典:経国集(827)一〇・奉和関山月〈有智子内親王〉)
    2. [その他の文献]〔戴叔倫‐夜発袁江寄李潁川劉侍御詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む