孫姫式(読み)ヒコヒメシキ

デジタル大辞泉 「孫姫式」の意味・読み・例文・類語

ひこひめしき【孫姫式】

平安時代歌学書。1巻。著者成立年ともに未詳和歌四式の一。歌病かへい長歌歌体などを説いたもの。和歌式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孫姫式」の意味・読み・例文・類語

ひこひめしき【孫姫式】

  1. 平安中期の歌学書。一巻作者、成立とも未詳。和歌四式の一つ。和歌八病、長歌の歌体などについて論じている。原名は、和歌式。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android