孫谷村(読み)まごたにむら

日本歴史地名大系 「孫谷村」の解説

孫谷村
まごたにむら

[現在地名]今庄町孫谷

北陸街道(東近江路)沿いの山村。東は大門だいもん村、南西板取いたどり村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では上庄かみしよう村としてみえ、正保郷帳から孫谷村と記され、田方六八石余・畠方五〇石余。福井藩領。

越前国名蹟考」は枝村として畑中はたなか清水谷しみずだにいちを記し、また一里塚について「畑中市瀬の間、街道より西に塚一つあり、上は板取、下は湯尾峠麓よりの一里塚なり、孫谷は立場なり、元禄図に孫谷より一里山迄十三丁、一里山より今庄迄廿七丁」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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