宅地債券(読み)たくちさいけん

精選版 日本国語大辞典 「宅地債券」の意味・読み・例文・類語

たくち‐さいけん【宅地債券】

  1. 〘 名詞 〙 宅地造成資金を確保するため、住宅金融公庫が発行する債券宅地購入希望者が債券を買い、買い増し、積み立てておいて、一定額に達すると、宅地を優先的に入手できるもの。

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関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宅地債券」の意味・わかりやすい解説

宅地債券
たくちさいけん

住宅関連費用を積み立てるために購入する債券。住宅金融公庫(今日の住宅金融支援機構)が発行していた住宅金融公庫住宅宅地債券(住宅宅地債券)は,住宅取得のための住宅債券積立と,マンション修繕のためのマンション修繕債権積立の 2種類があった。住宅債券積立は,一定期間に一定金額の債券を購入することで,割増融資や収入基準の緩和措置などが受けられるもの。住宅金融支援機構への移行に伴い新規募集は停止され,それまでの購入者のみが機構から直接融資を受けられるよう経過措置がとられた。マンション修繕債権積立は管理組合向けのもので,これは機構に移行後も継続されている。

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