日本歴史地名大系 「宇内薬師堂」の解説 宇内薬師堂うないやくしどう 福島県:河沼郡会津坂下町上宇内村宇内薬師堂[現在地名]会津坂下町大上上宇内にあり、もと高寺(たかてら)三六坊の一つである調合(ちようごう)坊が調合寺となり、その境内にあった。しかしその後調合寺は廃寺となったが薬師堂は現存する。現在は青津の浄泉(あおづのじようせん)寺の管轄になっているが、管理は上宇内集落で行っている。大同二年(八〇七)会津入りした徳一は大理想実現のため会津五薬師を設立した。中央が現湯川(ゆがわ)村勝常(しようじよう)寺のもので、西方が調合寺薬師であったといわれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by