宇治会保(読み)うじえほ

日本歴史地名大系 「宇治会保」の解説

宇治会保
うじえほ

宇治会にあった京都石清水いわしみず八幡宮の所領。元久二年(一二〇五)の道清宗清連署処分状案(石清水文書)に「常陸国 宇治会保」とみえ、石清水八幡の神宮寺である護国寺の別当道清と同寺修理別当の宗清とが、この保を含む各地の所領を紀土用丸(房清)に譲っている。平安末期にこの地が、石清水八幡宮の保となっていたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android