宇治宿禰墓誌(読み)うじのすくねぼし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「宇治宿禰墓誌」の意味・わかりやすい解説

宇治宿禰墓誌
うじのすくねぼし

山背(やましろ)国(京都府)宇治郡本貫とする豪族、宇治宿禰某の墓誌。京都市西京区大枝塚原町の丘陵中腹に埋葬された石櫃(いしびつ)から、火葬骨を納めた鋳銅製の骨蔵器とともに出土。墓誌はごく薄い銅板の表面に4行25字の銘文が残るが、上下を欠失するため、被葬者名、年号などは明らかでない。銘文末尾の「□雲二年」という年号から、705年(慶雲2)説と、768年(神護景雲2)説の両説が唱えられている。

[大脇 潔]


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