宇治宿禰墓誌(読み)うじのすくねぼし

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宇治宿禰墓誌
うじのすくねぼし

山背(やましろ)国(京都府)宇治郡を本貫とする豪族、宇治宿禰某の墓誌。京都市右京区大枝塚原町の丘陵中腹に埋葬された石櫃(いしびつ)から、火葬骨を納めた鋳銅製の骨蔵器とともに出土。墓誌はごく薄い銅板の表面に4行25字の銘文が残るが、上下を欠失するため、被葬者名、年号などは明らかでない。銘文末尾の「□雲二年」という年号から、705年(慶雲2)説と、768年(神護景雲2)説の両説が唱えられている。[大脇 潔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

寒暖差アレルギー

寒暖の差により鼻の奥の毛細血管が詰まり、鼻の粘膜が腫れることで起きる鼻炎。医学的には血管運動性鼻炎の一種とされる。多くの場合秋から冬にかけて1日の寒暖差が大きい時期や冷房による急な温度変化などにより起...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android