日本歴史地名大系 「宇津呂村」の解説 宇津呂村うつろむら 滋賀県:近江八幡市宇津呂村[現在地名]近江八幡市宇津呂町中(なか)村の北にあり、北は八幡町。古くは瓜籠とも記した。応安四年(一三七一)一二月八日の比牟礼八幡宮神領注文(日牟礼八幡宮文書)に「宇津呂正神主職」とある(→比牟礼庄)。永正九年(一五一二)九月日の藤原光吉大工職譲状(高木文書)に島(しま)郷のうちとして「瓜籠村惣中」とある。貞享二年(一六八五)大和郡山藩領となり、同藩領で幕末に至る。寛永石高帳では高四八石余、慶安二年書上によると田一八石余・畑屋敷二六石余・荒川成三石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by