宇津沢村(読み)うつさわむら

日本歴史地名大系 「宇津沢村」の解説

宇津沢村
うつさわむら

[現在地名]飯豊町宇津沢

数馬かずま村の西にあり、おもな集落しら川支流宇津沢川流域に位置。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高一三二石余、免二ツ六分、家数八(うち役家一・肝煎一)・人数三一。役木として漆・桑・紅花青苧をあげる。蒲生氏高目録帳では村柄は下。上杉領村目録によると高二二四石余、本免三ツ一分四厘。反別は田一五町六反余・畑三町余(享和二年改)、家数一七・人数一〇一、馬一二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android