宇野士朗(読み)うのしろう

精選版 日本国語大辞典 「宇野士朗」の意味・読み・例文・類語

うの‐しろう【宇野士朗】

江戸中期の儒者京都の人。名は鑒。明霞の弟。荻生徂徠に学ぶ。明霞とともに平安二宇先生と称される。元祿一四~享保一六年(一七〇一‐三一

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇野士朗」の解説

宇野士朗 うの-しろう

1701-1732* 江戸時代中期の儒者。
元禄(げんろく)14年生まれ。宇野明霞(めいか)の弟。病弱の兄にかわり,江戸で荻生徂徠(おぎゅう-そらい)にまなぶ。兄とあわせて平安の二宇先生とよばれた。享保(きょうほう)16年12月23日死去。31歳。京都出身。名は鑒。字(あざな)ははじめ士茹。通称は亀千代,兵介。著作に「平安志」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例