守り袋(読み)マモリブクロ

デジタル大辞泉 「守り袋」の意味・読み・例文・類語

まもり‐ぶくろ【守り袋】

守り札を入れて身につけておく袋。おまもり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「守り袋」の意味・わかりやすい解説

守り袋
まもりぶくろ

神社や寺で授ける護符を入れて身につけるための袋。錦(にしき)や金襴(きんらん)など高級な布地で華美につくられたものが多い。昔は各自でこしらえたが、現在は社寺で袋に入れたものが用意されている。古くは懸守(かけまもり)と称して、首に下げたり、帯を締めるときに腰につけたりしたもので、女性や子供が用いることが多かった。今日、服装変化でこういうつけ方は少なくなったが、別に交通安全の守り袋などを自動車内につり下げたりする。

高野 修]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android