守目(読み)もるめ

精選版 日本国語大辞典 「守目」の意味・読み・例文・類語

もる‐め【守目】

〘名〙 人が見守ること。番をして見守ること。また、その目。
※後撰(951‐953頃)恋六・一〇三〇「もるめのみあまた見ゆれば三笠山知る知るいかがさしてゆくべき〈よみ人しらず〉」

まもり‐め【守目】

〘名〙 守る役目世話をしたり、番をする役割の人。番人。めつけ。
源氏(1001‐14頃)蜻蛉「にはかにむかへ給はんとて、まもりめ添へなど、ことごとしくし給ける程に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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