安懸村(読み)やすかけむら

日本歴史地名大系 「安懸村」の解説

安懸村
やすかけむら

[現在地名]砥用町安部あべ 安掛やすかけ柳谷やなぎたに境石さかいし

東および南に早楠はやくす村、西に越早津おつそうづ村、北にくちはる村などがある。東にそびえる四万丈しまんじよう(七五〇メートル)、あるいは南西樺塔かばのとう山をはじめ、ほとんどを山並で占められ、村の中央部の谷間津留つる川が流れる。慶長国絵図に村名がみえる。正保郷帳によると高七四石一斗余、うち田方三九石二斗余・畠方三四石九斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android