安楽島(読み)あらじま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「安楽島」の意味・わかりやすい解説

安楽島
あらじま

三重県中東部、鳥羽市(とばし)内の『三国地誌』などにも記された古い地名。鳥羽市街からみると幅300メートルほどの加茂川の沈水河口を距てて対岸三角錐(すい)の島のようにみえるが、実は半島先端の丘陵である。頂上(142メートル)まで観光道路が通じて展望台ができ、中腹には温泉があり、ホテル、保養所が立ち並ぶ。南東部には海水浴場やキャンプ場がある。鳥羽市街とは安楽島大橋で結ばれている。

[伊藤達雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む